第9回つながる青空市STORY❷ 「2日共 晴れなければいけなかった訳」編


2年続いた嵐の中開催した青空市。

今年こそは の願いは 神様に届いたらしく

週間天気予報は 日曜日は快晴 降水確率10%

土曜日は雨だけど 日曜日は大丈夫そうだね

と 誰もが心配なかった中 実は前日こそ晴れなければいけなかった訳があった。

第9回つながる青空市は 37のブースで 賑わいました✨

飲食ブース 雑貨ブース ワークショップや

ステージ ボーイスカウト アウトドアスキル体験などなど…

その中でひときわ人気だったのが  ミニ電車 こまっち号

こまっち君との 夢の約束は 1年前から。

青空市で 走ってくれたら最高なんだけどなぁ

と 無理な私のお願いに対して

常々 駅長さんが 口にしていたのは 条件は一つ。

「晴れ」

実は こまっち号の レールの設営には5時間を要する。

ただ地面にレールを敷くだけではない。

一つ一つ レールを組み込んでは ミリ単位の調整をしていく。

少しの傾斜も許されない。

なぜなら 傾斜があるとスピードが出て 脱線。

事故につながってしまうから。

だから 板を敷きながらまた調整の繰り返し。

地面に這い蹲り この細かい作業に この時間が必要なのだ。

土曜日昼まで降った雨は

公園を泥だらけにして 芝生もぬかるんでいる。

そんな泥だらけの 中 今年も ココハウスさんはステージ制作を始めた。

長けり履いて 親方自ら

腰いで 足いで へずね…を連発しながら 

最高の青空ステージを作って下さいました。

ココハウス様 本当にありがとうございました。

そして朝から友人 有志が沢山集まって

備品の運搬 や50本近くの のぼりの組立など。

みんなの チカラって本当にすごい❤

雨の中 泥だらけになりながらも 設営は何とか 形になった。だけど…

やはり こまっち号の設営だけは、断念。

諦めかけた私に 駅長さんは レールを少し短くして3時間で仕上げる❗

明日の早朝から やって 間に合わせる。

そして 当日。

10時開始から こまっち号には 順番待ちをする子供達 そして大人達の行列がひっきりなしに出来ていた。

ちびっ子達が みんな最高の笑顔で 乗車し 数あるブースの中で 1〜2位を争う寄付金が集まったのは言うまでもありませんでした。

被災地の為 青空市の為 たくさんの笑顔を つないでくれた駅長さん

夢を叶えてくれて 本当にありがとうございました

東日本大震災チャリティーイベント つながる青空市

つながる青空市は2011年3月11日に発生した東日本大震災の後「被災地や地域の為に役立ちたい」という思いから、実行委員を結成し、震災時 0歳だった遺児・孤児が18歳になるまで生活支援、里親会の活動支援を行っていきます。