つながる青空市 ラストSTORY

「台風25号が運んできたモノ」

2018.10.5 ＡＭ10：22

第10回つながる青空市の中止の発表をした。

断腸の思いでの決断でした。

悔しくて、悔しくて、悔しくて。涙が止まりませんでした。

そんな中 中止の発表をしてから、次から次へと沢山の方々が私の店に来てくれました。

「中止でも何か出来ることはない？」

「出店料を寄付したいのだけど…」

そんな想いの方々が連日お店を訪れ、あっという間に募金額は5万に達した。

いつもはイベント出店者様とは当日まで 1度か2度会える程度。

イベント当日はバタバタして、ご挨拶がやっと。

気持ちはあれど、ゆっくりお顔を見て話す機会がなかなか取れない。

だけど 中止になって、こうしてお一人お一人と

ゆっくりお話しする機会が出来た。

そんな機会を「台風25号」がくれたのかもしれません。

つながる青空市は、震災で親を亡くした子供達が18歳になるまで続けると決めた。

あの日 0歳だった子が18歳になるまであと１１年。折り返し地点に近い今年。

もしかしたら 色々な意味で必然的な中止だったかもしれないと思った。

ちょっとだけ立ち止まり 、遅れている子供の手を引き、一緒に同じ歩幅で、次へつながる橋を渡ろう。

出来なかった青空市。

でも 「台風25号」は、私たちの心に たくさんの

「青空」を運んで来てくれたように思います。

2018.10.31 つながる青空市実行委員会

本日 岩手県里親会様へ

５０２５７円を ご寄付を送金させて頂きました。

尚 ご協賛金に関しましては 運営費を引いて

次回青空市へ 繰越させて頂きます。

募金は 本日 一旦 集計させて頂きましたが

定期的に集計して 寄付させて頂いておりますので みなさまのご好意は 一年中 お受けいたします。

今後とも つながる青空市を 何卒 よろしくお願いいたします。