第9回つながる青空市STORY❹ 「日向の青空市と日陰の青空市」〜当日だけが青空市ではない〜編
2011.3.11 東日本大震災による被害者:死者 15884人/行方不明 2636人
2017.10.17現在 秋田県にいらっしゃる被災者:世帯数 256世帯 人数 646人
10月8日 日曜日 9時。外旭川前谷地近隣公園にて
出店者 スタッフ全員で 朝礼から始まった第9回つながる青空市。
みのり町町内会長 瀬波幸雄様から 9回続けていること。
町内会の皆様が賛同して頂けていること。つながる青空市への想いを お話しして頂きました。
そして 外旭川を代表して 市議会議員の斎藤勝様にお越し頂き 多大なる応援メッセージを頂戴し また 秋田県企画振興部 総合政策課 被災者受入支援室
新開由香主査様より 秋田県においての 被災者受入状況をお話しして頂きました。
今 なお 生まれ育った町に帰ることの出来ない状況。進まない復旧作業。
次第に風化していく現状。
待ったなく起きる 沢山の災害。
つながる青空市は 津波で親を亡くした 震災 遺児.孤児を支援しています。
震災当初 0歳だった子供も今年は ピカピカの一年生。
時の流れの早さと また あの時のまま 止まったまんまの心の痛みと
一緒に つながる青空市もこうして9回の回数を重ね 歩んでまいりました。
回数を重ねる毎に 支援の輪が広がり 遠く離れた北海道からは 「モノ」の支援。
友人 有志は 軽トラを貸してくれたり また備品の支援
ステージを制作してくれる支援 資料作成の支援 印刷物の支援
そして言葉の支援。
「Mねーさんは今年 青空市に 何をしたらいい?」と 去年 クラウドファンディングに
沢山支援をしてくれた箱根の従姉妹のメール。
「さっちゃん 当日は行けなかったけど 私の代わりに娘に買ってきてもらったよ
これで 少しは繋がれた?」と 青空市で購入した器の写真のメールをくれたMきちゃん。
「打ち上げでみんなで飲んでね」と ビールの差し入れ Kずみさん。
当日は不参加だったけど 毎回 打合せに来てくれたRーちゃん。
こんな日陰の青空市の仲間があってこそ
青空市は 当日 事故なく無事に開催出来たと思っています。
沢山の方々の想いと愛に支えられ
つながる青空市は 回を重ねるごとに復興支援を通じ
防災意識の高まり 地域住民様の絆が深まっている そんな気がします。
当日だけが 青空市ではありません。
こうして 毎日 青空市。
青空市は そんな風に、変化し続けてまいります。
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